1) |
全血冷蔵保存:
自己血を全血としてそのまま4−6℃で冷蔵保存。保存液としてCPD(citrate-phosphate-dextrose)を使用する場合には21日間、CPDA-1(citrate-phosphate-dextrose-adenine)を使用する場合には35日間保存可能である。 |
2) |
MAP赤血球と新鮮凍結血漿(FFP)保存:
自己血を赤血球と血漿に分離した後、赤血球にMAP液(mannitol- adenine-phosphate)を加え冷蔵保存、血漿はFFPとして冷凍保存する。 |
3) |
冷凍赤血球とFFP保存:
自己血を赤血球と血漿に分離した後、それぞれを冷凍保存し、手術当日に解凍して使用する。 |
注意: |
CDC標準予防策として、採血者は手袋の着用が推奨されている。この場合も血管を探りながら穿刺する場合には必ず滅菌手袋を着用する。 |
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「自己血輸血ガイドライン改定案」(自己血輸血14:1-19、2001) |
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「貯血式自己血輸血ガイドライン作成に向けての検討課題−わが国と欧米のガイドラインの比較検討から−」(自己血輸血18:114-132、2005) |
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「手術をされる患者さんへ」(キリンビール株式会社制作) |
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